黄昏飄然

悠然たる無職を散文的に

はじめる

準備として、何もしない、極力お金も使わない休日を敢行。敢えて行う。

ポストを覗くと、サボりすぎている、英会話教室からの催促の葉書。


たしか、十万円ほど払って、一回ポッキリで、行くのを辞めたんだったけな。

そうだ、わたしは英会話をしなくては。
図書館で予習し、英会話にゆき、ジョギングをする。おお、いいねいいね。


モチベーションが、うんたら、かんたら。


部屋で一考して、本棚より一冊。

直筆で読む人間失格
この本はかなり、いい。手書き原稿に推敲の入ったものが、カラー印刷されている。

それを、読んでみる。

三分程で、飽きる。

山家先生が本というものは最初は我慢して読め、そのうち面白くなってくるから、と朝の自習時間に言っていた。

わたしは目から鱗が落ちたような気持ちになったんだった。へぇ、読書って、最初辛くていいんだ。って。

そこから更に本が好きになったように感じる。


五分読む。ああ、もったいない、ヨウゾウのこの先はまだ、読みたく無い。


治さん。